石けんと言う選択

こんにちは、凜としての入部です。いつもご利用いただき、ありがとうございます。

この度の台風19号により被災された皆様、ならびにご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

被災された場所では、河川の決壊により下水処理場の停止が起き、トイレが使用できなくなったり、マンホールなどから異臭が漂ったり、非常に困難な生活を余儀なくされると思います。平成16年に新潟中越地方で豪雨災害が起こり、私もボランティアとして参加しました。その5日後には福井豪雨が起こり、こちらの方にもボランティアとして参加しました。両日ともスコップで泥を掻き出すお手伝いでした。石灰を巻きながらの作業は、本当に大変でした。泥が重たいこともありますが、とにかく異臭です。ゴーグルをしてマスクをしていても、目は痛くなり喉はガラガラになります。泥を袋に詰め道に出しておくと、自衛隊の方々が回収してくれるのですが、道にはたくさんのガレキや墓石まで転がっている状態で、中々進まなかったことを思い出します。今、まさしくその状態なのだろうと思います。また、新しい台風が発生しているとの予報もあります。地球温暖化が原因なのか、私たち素人に分かりませんが、本当に台風の多さ、豪雨に驚かされます。人間は自分たちの利便性の為にあまりにも自然を軽視しすぎているのではないでしょうか?雑草が生える。草むしりが大変だから、除草剤を撒く。地下水はそれだけでも汚染されます。平地が少ない、沼地を埋め立てて「○○ニュータウン」を開発する。液状化現象が起きる。楽をしたい、お金もあまり使いたくない。でも、いつも真っ白で綺麗な服を着ていたい。安価で大量生産のできる合成界面活性剤を使用した洗剤や洗浄剤を開発、誇大広告をして売る。合成洗剤は環境中の生物による分解ができません。実際、東京湾内の海底の堆積物中に含まれる合成洗剤濃度(LAS)を調べた結果200ppmも検出されています。(東京農工大高田秀重教授論文より)合成洗剤は自然界の中では分解せず、その毒性によって生物界に悪影響を与えています。前々から言っていますが、石けんは使用後は植物循環の中に入っていきます。河川、海を分析しても石けんは1ppmも検出されません。合成洗剤は経済産業省の統計(2013年)によると1年間に109万トン販売されています。ゴミ収集車で50万台、東京ドーム3個分に相当します。つまりこれだけの量が下水、河川、海に捨てられているのです。

また、「蛍光材」という単語を目にしたことがあると思います。漂白剤に使用されていますが、蛍光剤は蛍光増白剤、蛍光白色染料とも言われ、汚れを落とす成分ではありません。蛍光剤は合成化学物質で、合成染料です。合成染料が付着すると紫外線を吸収して青紫色の光を発し、ものの表面が青白く輝いて見えます。それが白さの原因です。殆どの衣類は、製造時に蛍光剤を付着加工しています。ですから購入当時は白く輝いて見えるのです。ですから私は肌に直接触れる新しいものは必ず1度洗濯をしてから使用しています。洗濯の目的はなんでしょうか?汚れを落とし、清潔にすることだと思いませんか?清潔にすることと白く輝かせることは違うと思います。蛍光剤は下水処理をしても分解されません。食品や食品に直接触れるもの、ガーゼ、脱脂綿などには法律で使用を禁止しています。海外製のティッシュやトイレットペーパーには、白く見せる為にかなり使用されています。紫外線用ライトは1000円程度で売っていますので、衣類や雑貨を確認してみてください。かなりの残留が確認できるはずです。このような残留物の蓄積が累積製皮膚炎(かさつき症候群)の原因となります。人にも環境にも優しい、石けん生活をこんな時だからこそ、大切なんだと思い出してください。

石けんについて

それとAbout Me に私の写真をアップしました。顔のない人間が書いていると、真実味が薄れるのかなぁ?と思いましたので・・・・

それでは、次回もお付き合い、お願いいたします。

Leave a Reply

pagetop