あるがままの若さ

こんにちは、凜としての入部です。寒さも随分とやわらいできました。前回に続き、老いについて考えてみました。悪あがきも必要なのでしょうが、私は「正しい暮らし方」を淡々と過ごして行きたいと感じています。「正しい暮らし方」とは、バランスの良い食事を摂り、小まめに体を動かし、夜は静かにしっかりと寝る。週末はしっかりと休んで、心と体の疲れをゆっくりとほぐす。もちろん、仕事や家族のことなどで、そうも行かない時はあるでしょうが、できるだけこんな暮らし方を心がける。それだけでも随分と違ってくると思います。

万病は腸の汚れからと言いますが・・・女性は便秘になりやすく、便秘に悩む女性は少なくありません。日本の内科学会によれば「便秘とは、3日以上排便がない状態。または、毎日排便があっても残便感がある状態」です。1日や2日くらい排便がなくても大丈夫です。しかし、便秘は美肌の大敵です。それ以上に、健康維持と深く関係しています。体の諸機能が低下してくる40代〜50代頃からは、努めて食物繊維や水分を多く摂るようにして、毎日同じ時間にトイレに行くように習慣づけましょう。漢方では、「万病一元、腸の汚れから生ず」と言い、腸がキレイな人は病気になりにくいという説があります。人の腸にはおよそ100兆個もの細菌が棲みついています。腸内フローラと呼ばれていますが、聞いたことありますよね。腸内フローラは人から栄養をもらって生きていますが、そのかわりに、侵入した病原菌の増殖を防ぐことで私たちの健康維持に大きな役割を果たしています。しかし、肉食が増えたことで、日本人の腸内フローラが急速に悪化しています。焼き肉にビール!私も大好きな組み合わせです。そんな時のために、普段はより一層繊維質が多い和食を積極的に食べるようにしたいものです。腸がキレイな人は癌になりにくいことも明らかになっています。特に大事なのが、小腸の免疫系の働きです。小腸の免疫系は全身の免疫システムとリンクしています。体のどこかに癌が発生すると、ナチュラルキラー細胞を出動させ、癌細胞の成長を抑えるために一生懸命働いてくれるのです。

睡眠のゴールデンタイム

「なかなか眠れない」「朝早く目が覚める」、そんな会話、友人としたことありませんか?厚生労働省の調査でも、女性は50代頃から“睡眠の悩み”を持つ人が急増していることが明らかになっています。睡眠には、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」がありますが、若い頃はこの睡眠が規則正しく繰り返されます。しかし、加齢と共にリズムは崩れ、浅い眠りのレム睡眠が増えてきます。不眠症になる方も増えて、睡眠導入剤や睡眠薬が手放せなくなっている方も多くなっています。午後11時から午前2時までのゴールデンタイムは、成長ホルモンが最も活発に分泌されます。成長ホルモンは大人になってからも細胞の修復、代謝をスムーズに促すなど、若さを保つために働いてくれます。「だる重」なんてことにならないように、睡眠のゴールデンタイムはしっかりと眠りましょう!!

あるがままに生きたい!!

1 Comment

  1. H.M

    2023-03-03 at 11:06 PM

    「老い」とは人間の永遠のテーマでしょうか、若いころには考えもしなかったことです。

    古代中国を支配した始皇帝が、権力の座への執着心から不老不死の仙薬を世界中に求めたあげく、水銀をも薬と信じ込んで中毒死したなんて逸話は、哀れにさえ思います。

    時間を止めることは出来ませんが、進み方を少しでも遅らせたいなら、速く移動し続けるしかありません(笑)

    確かに、自分の体なのに思う様にならない事象があるという事実。
    そんなことから自分は別の見方や考え方をするようになってきました。

    そういえば、世界的に超有名な英国の某グループのあの人が歌ってましたね。
    「Speaking words of wisdom, let it be.」

    若々しさを保つ秘訣があるとしたら、それは気持ちの持ち方次第なのかも知れません。

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