日本の水は、”軟水”

こんにちは、凜としての入部です。「凜として」は、日本人の為のシャンプーです。その理由をお話しますね。

よく、軟水・硬水と耳にしますが、詳しい内容って知っていますか?

数値的に言うと、カルシウムとマグネシウムの濃度が、1リットルに60mg以下が軟水で120mg以上が硬水です。(WHOのガイドライン)

簡単に私たちが判別するとしたら、石けんが泡立たない水を硬水、泡立つ水を軟水だと思ってください。

日本は世界的に見ても軟水の国です。ですから、石けんを問題なく使用できます。

雨水は軟水です。しかし、水が地面を流れる間にいろいろな成分を溶かし、硬度が高くなります。火山地帯で石灰石の多い地域では硬度が高くなります。水道水は水源として河川水と地下水が使われています。ですから水源によって硬度が決まります。日本の水道水の硬度は、平均50~60程度です。ですから外国と比較すると、硬度は低く、石けんを使うには適した水だと言えます。地域で見ると、北海道・秋田・宮城・新潟・愛知・鳥取・島根・岡山は硬度が低めです。(40以下)関東・四国・九州・沖縄は、硬度が高めと考えられます。中でも、埼玉県、千葉県、茨城県、滋賀県、福岡県、熊本県、沖縄県は80を超えているところが多いようです。関東ローム層、九州の火山地帯、沖縄のサンゴ礁が原因と思われます。日本の平均は50~60で軟水と言われていますが、地域によって大きく異なるということです。まずは自分が使っている水道水の硬度を確かめてください。お使いの水道局に電話をすれば教えてくれます。簡単に市販の硬度チェッカーを使用してみるのも良いですね。

 

世界主要都市の硬度

アメリカ・シカゴ130 ニューヨーク30 ロサンゼルス90 ドイツ300 イギリス・ロンドン220 フランス・パリ280 エジプト・カイロ100 アラブ首長国連邦・ドバイ50 インド・ニューデリー140 中国・北京360 韓国・ソウル55 台湾・台北35 オーストラリア・シドニー45

硬度が高い国では、飲料水は身体に良いと言われていますが、生活水としては使用しづらいため、軟水器を使用している家庭が多いのです。特に髪や肌にはダメージが大きく出てしまうようです。

 

硬度によって石けんの使い心地が違います。

温泉で時々石けんの泡立ちが良い温泉に出逢うことがあります。箱根湯本温泉は硬度が“7”で、超軟水です。愛媛の道後温泉“9”愛知県犬山温泉“17”旭川つるつる温泉、和歌山県龍神温泉、長野県安曇野温泉、富山県宇奈月温泉、山口県長門湯本温泉、福岡県あがの温泉、大分県庄内温泉・なかま温泉などが軟水の温泉です。硬度が高いと石けんは泡立ちにくいので、どうしても多く使います。そのために石けんカスも多く発生し、肌に残留します。その石けんカスのせいで、洗顔後の肌がつっぱったりします。特に敏感肌、乾燥肌、アトピーの人は、添加物の多い合成系のボディソープや洗顔料より、石けん系のものを使った方が肌に対する刺激は小さくて良いのですが、使う水の硬度が高くて、石けん使用量が増えたり、石けんカスが残るようでは、石けんのメリットが半減します。硬度の低い水では、同じ石けんを使用しても使い心地は全く違ってきます。泡立ちが良いので、石けん使用量も少なくてよく、石けん使用量が少ないので肌への刺激も小さくなります。石けんカスも残留が少なく、肌はつるつるで、保湿剤もわずかで済みます。「凜として」をご使用いただいた感想の中に、やはり地域によって使用感が変わっていることが感じられます。実は私もヨーロッパに旅行に行った際、凜としてトラベルセットを持って行きました。実際に硬水で使用しましたが、1回で断念しました。

 

海外ブランドのシャンプーは、その土地その水にあったシャンプーを開発しています。ですから、その環境で使用することがベストです。硬水の国では、石けんを使用しづらく、仕方なく合成洗剤を使用しているのです。「凜として」は、日本の軟水で使用するには、石けんの量も最適に作られています。日本人のためのシャンプーです。せっかく化学物質を使用していない石けんを問題なく使える軟水の国日本なのですから、是非「凜として」石けんシャンプーにチャレンジしてください。

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