紫外線は頭皮にも頭髪にも敵です！

こんにちは、凜としての入部です。

日々、寒さが増してきましたが、温度差がありすぎて、体がついていきません。最近は夏から秋を抜かして冬に突入って感じです。温暖化の影響なのでしょうか？難しいことは分かりませんが、環境のこともっと考えて行動しなければいけないなぁと、日々感じております。

春から夏にかけて、紫外線が気になりますよね。５、６、７、８月が高い値になります。日焼けが気になりますよね。皮膚だけではなくて、髪や頭皮にも紫外線は厄介なのです。強い紫外線は髪のケラチンを破壊します。ケラチンが破壊されるとキューティクルが浮き上がってしまいます。キューティクルのめくれ上がりです。髪に刺激があると言われているパーマやカラーリングでさえこのようなダメージを与えることは滅多にありません。普段あまり気にしていない紫外線の方がとっても怖いのです。

髪の毛は紫外線で傷められると、ちょっと擦れるだけでキューティクルが剥がれてしまいます。紫外線を受けると毛髪の構成アミノ酸中のシスチンが分解されます。そうなると頭髪の強度（引っ張った時）が低下したり、水分を保持する毛髪中のタンパク質が破壊されパサパサになったりします。キューティクルの損傷は、切れ毛に発展してしまいます。毛髪は爪と同じで自己修復機能を持ちません。ダメージを受けると、そのまま損傷が蓄積されてしまいます。とにかく遮光対策をしてください。曇りの日でも紫外線は降り注いでいますし、地面（アスファルト）からの照り返しもあります。UVケアというと肌のことばかり考えがちですが、毛髪もケアしてあげてください。外に出るときは帽子をかぶる、肌用のUVケアのクリームを髪に塗ることもお勧めします。

紫外線で髪や頭皮を傷めたかな？と、感じた時にナイロン製のブラシは使用しないでください。市販されているブラシは猪毛、豚毛、馬毛などの動物の毛を使ったもの、ツゲ、竹などの植物を使ったもの、ナイロン、ポリエチレンなどの合成樹脂のもの、ステンレスなどの金属製のものがあります。動物の毛を使ったブラシでは静電気はほとんど起きませんが、お互いのキューティグルが擦れて剥がれたり痛みやすくなったりします。ナイロンブラシは静電気を発生し、しまいには乳頭剥離を起こし、細胞は角化して固着力を失い、脱毛するようになってしまいます。木製や竹製のものは頭皮を傷めませんし、比較的に静電気の発生が少ない特徴があります。金属製のものも頭皮を荒らさずキューティクルを傷めることはないでしょう。とにかくナイロンブラシは百害あって・・・ですので、頭皮や髪のことを考えるなら、ブラシの買い替えを考えてください。あとは、ブラシを清潔に保ってください。ブラシに剥がれたフケ状の頭皮の残骸が残ってしまうと雑菌が繁殖しやすくなり、湿疹やフケの原因となり、結果的には脱毛の原因となってしまいます。

夏の紫外線で傷んだ髪をいたわってあげてくださいね。

これから冬になるとウールの服を着ることが増えると思いますが、静電気にも注意してくださいね！

お付き合いいただいて、ありがとうございました。来週もお待ちしています。