敵は「乾燥」です！

こんにちは、凜としての入部です。

突然ですが、「凜として」シリーズに、入浴剤があるのをご存知ですか？凜としての最初の商品です。最初は、肌の弱い、お年寄りの為に、刺激の少ない入浴剤を作りたいと思いました。ごしごし洗わずに、湯船につかるだけで、汚れや臭いを落とせるものがないのか？そんな時に、酵素に出会いました。パパインです。パパインは、タンパク質分解酵素です。酵素入りの入浴剤を入れて入浴していただき、体を簡単に撫でるように洗う。肌が弱く、乾燥しがちのお年寄りには、大変良い効果が表れました。

凜としての入浴剤は、乾燥と戦っているのです！！

そのうち、酵素入りの浴槽のお湯で、髪の毛も洗えないものか・・・と言うご相談をいただきました。何度も何度も試してみましたが、髪の毛や頭皮までは、なかなか思った結果が出ませんでした。そこで、石鹸と酵素を組み合わせることにしました。石鹸なら、化学物質ではなく、肌にもやさしい！お年寄りにも大丈夫なはず！試作、サンプリング等を重ねて出来上がったのが、「凜として」シャンプー、コンディショナーです。肌の弱いお年寄りに良いのはわかるが・・・それが何故スカルプシャンプーなのか？スカルプとは、頭皮のことです。「凜として」は、髪よりもとにかく頭皮をキレイにし、健康にしようという考え方で作っています。酵素には分解する力はあっても、修復する力はありません。ですから、「凜として」は、傷んだ髪を修復する力はありません。健康な髪の毛、強い髪の毛が生えるように、頭皮を改善しようという目的で作っています。その次にクレンジングとボディソープを作りました。顔も身体も、強い刺激や洗浄力が強すぎる合成洗剤では、若い時は耐えられても、年を重ねると少しずつその力は衰えます。ですから、乾燥を招くような洗浄力の強いもの(合成界面活性剤が入っているもの)を使用したり、ゴシゴシと顔や身体を洗うことは控えてください。できれば顔はもちろん、身体も手のひらで洗うことをお勧めします。

入浴剤には、天然のヒバの香りを入れることによって、入浴をしながら森林浴の気分を味わっていただけるように改良しました。先々週は肌バリアの話をしましたが、皮膚の敵は「乾燥」です。とにかく、乾燥が良くありません。頭皮だってそうです。先日お電話でフケが多くて困っていると言うご相談がありました。フケは頭皮が乾燥しているときに現れます。頭皮に必要な皮脂が、強い洗浄によって取り除かれると頭皮が乾燥してしまうのです。特にこの季節は乾燥しがちです。寒いので暖房を使用しますが、暖房も乾燥の原因です。石鹸シャンプーを使用してフケが出たと言われることがありますが、それはすすぎの際に石鹸カスが残ってしまうことが原因です。日本は軟水ですが、それでも硬度が高い水の場合、カスが残りやすい特徴があります。そんな時は、すすぎをいつもより多めにしていただければ大丈夫です。「凜として」と一緒に、乾燥と戦いましょう！！