PM2.5と肌トラブル

こんにちは、凜としての入部です。先週、京都に行ってきました。まだ桜には早いのですが、京都は観光客でいっぱいでした。特に外人さんが多いです。食事をするために先斗町をプラプラ歩いても、すれ違うのは殆どが外人さん。ぶつかりながら歩いていると(道がとにかく細いので)、「Sorry」って言葉が飛び交っていました。ホテルでも同じ、まるで私が海外にいるようでした。
仕事柄、ホテルに入ると気になるのがアメニティです。勿論私はどこに行くにも、「凜として」シリーズのトラベルパックを持参します。アメニティもおしゃれでした。The 京都!麻の浴衣に、ブラシも木製、日本のおもてなしを集めました!って、感じ。
神社好きの私は、翌日朝から「伏見稲荷大社」に行きました。お稲荷さんの愛称で呼ばれ、皆さんも地元のお稲荷さんには初詣に行かれるのでは?伏見のお稲荷さんは、日本のお稲荷さんの総本宮です。予想はしていたものの99%が外人さん!千本鳥居は、写真を撮る人で大渋滞。これがインスタ映え!と、圧倒されて帰ってきました。確かに朱色の鳥居が並ぶ姿は圧巻です。
海外から観光客がたくさん来てくれることは本当にありがたいことです。しかし、海外から来る不要なものもありますよね。今更ですが、「PM2.5」って、やっかいなものが中国からやってきます。大気汚染なのですが、粒子が非常に小さいので肺の奥深くまで入り込みやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患などのリスクを上昇させます。特にお年寄りや子供は影響を受けやすいと考えられています。毎年3月から5月にかけて濃度が上昇します。地域によってレベル(濃度)が違うので、ネットやテレビのデータ放送などで各地域のレベルが毎日報告されているのを確認してください。この大気汚染と肌トラブルも関係があります。大気汚染に肌がさらされると、「活性酸素」が過剰発生してしまいます。紫外線でダメージを受けるのと同じで、バリア機能が低下すると、大気汚染による外部刺激によって「活性酸素」が肌の内部に発生しやすい状態になってしまいます。本来私たちの体を守ってくれる大切な役割を持つ酸素なのですが、防衛力が強すぎて、増えすぎると活性酸素の作用で肌細胞が酸化を引き起こし、細胞やDNAまで傷つけてしまいます。その為に肌が大気汚染にさらされ続けると、肌を守るために活性酸素が過剰発生して、酸化による肌ダメージが起こるのです。活性酸素は肌細胞と結びついて酸化させ、過酸化脂質という有害な物質を作り出します。過酸化脂質は、細胞や組織を破壊したり、老化色素を作って細胞の動きを止めてしまうと言われています。結果、メラニン色素を誘発させてシミの原因となったり、皮脂の酸化による刺激でニキビの炎症を招いて悪化させたり、真皮層にあるコラーゲンを破壊し、シワ、たるみ、肌の老化を促進します。
肌を守るにはどうしたら良いの?
やはり大気汚染物質から肌を守ることが重要です。空気中のアレルゲンから肌をブロックするために、外出するときはクリームを塗ることも大切です。ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を摂取することも活性酸素をおさえるのには有効です。肌荒れやシミが目立ってきたら、要注意です。活性酸素を減らす生活を心がけてください。
それでは、来週もお待ちしています。

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