カビから家族を守る Ⅳ

こんにちは、凜としての入部です。

皆さんの地域の雨の具合はいかがですか?先週日本海側では山形県沖を震源とする地震が発生しました。大きな津波もなく、犠牲者も出ませんでしたが、改めて日本は地震国だなと痛感しました。また、地震の後に雨が続き、2次災害を心配しております。本当に自然の力には、人間の力はかないません。自然を大切にすることを強く感じました。

さて、今回のカビ対策はキッチンについてです。シンク下の収納はどうしていますか?タイプにもよりますが、排水溝パイプがあるシンクでは、収納に気をつけてください。排水パイプは熱いお湯が流れたり、冷たい水が流れたりと、湿気が出やすく、湿気がこもりやすくなります。ですから、食品、調味料などは入れず、お鍋やタッパ、ラップやホイルなど、湿気に強く、汚れても洗えるものを収納するようにしてください。パイプが見える収納ならば、パッキンがゆるんでいないか、カビが発生していないかも確認してください。パッキンの劣化などは、カビの原因になります。粉上の洗剤は、ジッパー部分がしっかりと閉まっているか確認してください。粉がジッパー部分に少しでも付着すると閉まりが悪くなってしまいます。ジッパーが壊れてしまったら、移し替えしましょう。その時、珪藻土のスティックを入れておくとサラサラが持続します。100均ショップで売っていますので、是非使ってみてください。

排水溝は臭いませんか?排水溝に生ごみを残したままにしていませんか?最大のカビ菌のエサですので、細目に捨ててください。最初に沸騰したお湯を流します。お湯で汚れを柔らかくします。その後、粉タイプの重曹を振り掛けてください。次にクエン酸を掛けてください。発泡しますが、毒ではないので安心してください。クエン酸がない時は、お酢でも大丈夫です。少しお湯をかけて、暫く放置してください。最後にもう1度お湯を流せば、終了です。重曹はアルカリ性で、クエン酸やお酢は酸性なので、これらが混ざるとブクブクと泡が出ます。排水溝の周りのもの、カゴやフタは、重曹を振り掛け、暫く置いてから歯ブラシでこすって水で流すと綺麗になります。

食器を洗うスポンジは綺麗ですか?食器を洗ってそのままラックにおいてしまう方も多いのでは?キッチンの中でスポンジが1番菌が多いかもしれません。スポンジのお手入れ方法はいろいろあります。熱湯消毒、漂白剤、天日干し、重曹などなど。とにかく乾かすことが重要です。沸騰していないお湯に重曹をとかし、1分程つけておいて、その後冷水で冷やします。しっかり水気を切り、風通しの良い場所で乾燥させて下さい。熱湯をかけたり、電子レンジにかけたりするとスポンジの変形や劣化を招きます。天日干しもスポンジは紫外線に弱いので長時間は不向きです。ですから、スポンジを2個か3個用意して、それを入れ替えて使うことをお薦めします。ラックはなるべく水はけの良いものを選んでください。私は珪藻土のスポンジラックを使用していますが、見た目もシンプルで水分をしっかり吸い取ってくれるので、お薦めです。交換サイクルとしては、1か月に1個くらいが目安だと感じます。(使用頻度によります)菌だらけのスポンジで食器や鍋を洗うのは、想像しても怖いです。毎回のお言葉ですが、「梅雨はお掃除の季節です!」頑張って、梅雨を乗り切りましょう!!

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