冬至!楽しめましたか?

こんにちは、凜としての入部です。

「あっ」と言う間に令和3年も残すところ1週間です。

19日は、今年最後の満月でした。コールドムーンと言いますが、地球から最も遠い(小さい)月でした。皆さんの地域からは、見ることができたでしょうか?

富山では日曜日は雪のため見ることができませんでした。でも、次の日のお月様も大変きれいでした!

22日は、冬至でした。前にも節気のお話をしましたが、二十四節気の1つです。暦法上は冬至で1年間の干支が切り替わります。北半球ではこの日が1年で最もお昼が短くなります。冬至の日はかぼちゃや小豆を食べたり、柚子湯に入ったり、昔からの習慣があります。どんな冬至の日を過ごされましたか?

しかし、カボチャの旬は夏!それなのにどうして、冬至にかぼちゃを食べるようになったのでしょうか?不思議ちゃんです!!季節や旬を大切にしてきた日本人なのに?冬至にかぼちゃを食べる習慣は江戸時代から始まりました。昔は現代と違って野菜を1年中いただくことは困難でした。野菜の不足する冬の時期にかぼちゃを食べることで厳しい冬を乗り切ろうという江戸時代の人たちの想いが込められているのです。

1月7日には「春の七草」が有名ですが、「冬の七草」もあるのをご存知ですか?

なんきん(かぼちゃ)

れんこん

にんじん

ぎんなん

きんかん

かんてん

うんどん(うどん)

冬の七草は、『ん』が2つある食べ物なので、運をたくさん取り込む「運盛りの野菜」と言われ、冬至を境に運を盛り返す意味があります。

冬至の日は、カピパラがゆず湯に入っている光景をテレビでよく見ましたが、ゆず湯の由来、ご存知ですか?

お湯に入り、病気を治す湯治(とうじ)冬至と湯治の語呂合わせです。また、柚子(ゆず)『融通(ゆうづう)』が聞きますようにという願いも込められています。ゆずは香りも強いため、邪気を避け、運を呼び込む前の厄祓いの目的でも使用するようです。運を呼び込む前に厄除けをすることはセットで考えられているようです。「ゆず湯に入ると、1年間風邪をひかない」と昔から言われています。ゆずには血行を促進して冷え性を和らげたらり、身体を温めて風邪を予防する働きがあります。また、果皮にはビタミンCやクエン酸が含まれていて美肌効果もあると言われています。冬至以外でもゆず湯に入りたくなりますね。

最後に、今年も1年間、大変お世話になりました。ありがとうございます。

今年最後のブログになります。

令和に入ってからは、コロナ一色で、生活が一変してしまいました。でも、順応する力を私たちは持っています。素晴らしい力です。これからも、自然と共存し、人にも地球にも優しく生活して行きたいです!

良い年をお迎えください。

日日是好日

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