「鼻呼吸」で、口角UP

こんにちは、凜としての入部です。いつも「凜として」をご利用いただき、ありがとうございます。

日差しが、夏から秋へと変化してきましたね。暑い間、休んでいた朝のお散歩も再開しました。朝の空気は、秋です。日中はまだまだ暖かですが、朝は空気が冷えていて、太陽の日差しの暖かさと冷えた空気の違和感が調和とも感じられて、とても心地よいです

空気といえば、呼吸です。普段、意識する機会の少ない「呼吸」。鼻でしてますか?口でしてますか?鼻呼吸と口呼吸では、全身に与える影響が大きく違います。

知らず知らずに「口呼吸」が癖になるのでご用心!そもそも呼吸のための器官は鼻であり、口ではありません。口で息をするのは、鼻で食事をするくらい、おかしな事です。しかし、マスクをすると息苦しいから、鼻が詰まっているからと、無意識のうちに口呼吸が癖になっている人が増えています。鼻から息を吸うと、鼻毛や鼻水が異物の侵入を防いでくれますし、温度と湿度を程よく整えて喉を保護してくれます。さらに呼吸のたびに副鼻腔から殺菌効果のある一酸化窒素が放出され、気管支や肺を守ってくれるのです。高機能の空気清浄機だと思ってください。また、鼻から息を吸い吐くだけで横隔膜がしっかり働いて、自然と深い呼吸ができるのも大きなメリットです。一方、口から息を吸うと菌やウイルスを含んだ空気が、そのまま喉を通過することになります。風邪をひきやすくなりますし、口内が乾燥して虫歯や歯肉炎のリスクも高まります。また、口呼吸は睡眠中にもいびきが出やすく、ぐっすり眠れないなど、全身に悪い影響を及ぼす可能性があります。

口呼吸を鼻呼吸に変えるには2つ重要なことがあります。まず、口を閉じること。そして、閉じた口の中で、下を正しい位置に置くことです。舌を歯の内側の上の部分に押し当ててください。舌が前歯の裏に触れたり、舌の側面が歯列に当たったりしている場合は、舌が下がり過ぎています。

舌をぐっと上げると、最初は疲れるかもしれませんが、段々と楽にキープできるようになります。口の周り、特に舌の筋肉をしっかり鍛えることが大切です。正しい呼吸ができるようになれば、口角がキュッと上がって、美容にも良いです。

舌や口まわりのトレーニング

口を閉じたままで、歯茎の周りに舌をグルグル回します。左右20回を目安にしてみてください。

表情筋をまんべんなく動かす簡単な筋肉トレーニング

あ・い・う・べぇー(舌を伸ばす)を1日30回を目安に。大きく口を動かせば、声を出しても、出さなくてもOK!

次に気になるのが、子どもの「口呼吸」

柔らかい食事が増えたこともあり、成長期の子ども達も舌や口の筋肉が十分に発達していないケースが増えています。

普段から、口をポカンと開いている、水で流し込むように食事をしているようなら要注意です。食材を大きく切るようにしたり、パンの焼き目をしっかりつけるなど、調理の工夫で、できるだけ噛むことを増やすことが大事です。噛む回数が増えると、舌がしっかり持ち上げられるようになり、鼻呼吸がスムースになります。唾液の分泌も増え、消化能力も上がるので、一石二鳥です。

日日是鼻呼吸!

Leave a Reply

pagetop