サプリメントは、必要?

こんにちは、凜としての入部です。この度の台風15号の被害に際し、心よりお見舞いを申し上げます。報道によると停電が多くの方々に困難な生活を余儀なくさせているご様子。1日でも早い復旧をお祈りしております。

さて、今回も、お知らせがあります。コスメLoft表参道原宿店でも、「凜として」シャンプー&コンディショナー、クレンジングの販売が開始されました。

まだ私も行ったことがないので、今度の出張の際には行ってみようと思います。

今回は、栄養補助食品についてお話しします。皆さんは、サプリメントやビタミン剤などを服用されていますか?そこまでいかないにしても、スポーツドリンクぐらいは飲んだことがあるのではないでしょうか?もちろん体に必要な成分が入っているのですが、スポーツドリンクは手術後に点滴などに栄養を加える生理食塩水に似ている成分が基礎です。このようにさまざまな効果をアピールしたサプリメントが売られています。健康を考えている人が多いからなのだとは思うのですが、中には必要もないのに、宣伝につられて常用しているケースも多いのではないでしょうか?最近の栄養補助食品のCMを見ていると、現代の生活では足りないものだらけのように感じてしまいます。忙しくて食事が不規則だったり、疲れがなかなか取れなかったりすると、何か栄養が足りないのでは?と、不安に思ってしまいます。そんな時にCMを見ると、ついつい機能性食品に手が出てしまいます。栄養剤などに含まれている成分は健康維持に重要な役割を果たしています。これらの成分を長い時間不足すると、体に何かしら症状が出てきます。でも、特に病的な時でなければ、今の日本人の食生活で不足することはまずありません。ビタミンCをとれば肌がキレイになる。ビタミンAをとれば目がよく見えるようになる。と、思いがちですが、人間の体はそんなに単純にはできていはいません。人間の体は常に一定の状態を保つようにコントロールされています。恒常性と言われますが、生物の持つ重要な性質で、内供や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質で、健康を定義する重要な要素でもあります。健康な大人が、数日間くらいなら絶食したり、偏った食事をしても、すぐに栄養失調には陥らないということです。また、単一の成分を大量に取ったとしても、取った分を全て吸収できるとは限りません。効率よく吸収するには、他の成分も必要なのです。それなら様々な成分を配合した総合栄養剤なら効果的なのでしょうか?単品よりは効果的かもしれませんが、化学的に調合されたサプリメントには天然のものにある微量成分は配合されていません。これらにはまだまだ解明されていないものがあり、人工的には補えない成分がたくさんあるのです。また加工食品の添加物も栄養バランスを崩す要因になります。

こんなことわざをご存知ですか?「1日1個のリンゴは医者いらず」「柿が赤くなると、医者が青くなる」ヨーロッパでは「トマトが赤くなると、医者いらず」と言うそうです。

健康のことわざをいくつか・・・

・薬も過ぎれば毒になる ・早寝早起き病知らず ・腹八分目に医者いらず ・味噌の医者殺し などなど、ちゃんと意味がわかりますね。

出来れば、栄養補助食品を手に取る前に、食生活の心を配ってください。多様な成分を含む天然の食物の栄養分が、健康状態を維持するもっと良いものなのです。特に土から生まれ、廃棄した時には土に還り、人間が長い歴の中で食べ続けているものが良いのではと思います。

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