日本人の「凜とした」姿

こんにちは、凜としての入部です。待ちに待った「緊急事態宣言解除」の発表がありましたね。多くの方々が自宅勤務やテレワーク、オンライン会議など、コロナが流行する前とは違った生活を余儀なくされていたと思います。学校や保育園が休みになり、子供たちも自宅に閉じ込められて、本当に窮屈な思いをしていたと思います。でも、解除になったからと言って、全く前の生活に戻れるわけではありません。自粛が少しずつ弱まってはいくものの、心の中に自粛の文字は大きく刻まれている感じです。

私の住む富山では、通勤は殆どが自家用車です。ですから、通勤に「密」は殆どありません。でも、都会の方達は、通勤も大変だろうと思います。以前ほどの通勤ラッシュは無いにしても、これから梅雨に向かっての悩みに頭皮の臭いはありませんか?特に男性の方からそんな話をよく聞きます。頭が臭うから、毎日シャンプーするけれど、なかなか臭いが取れない。その原因は、頭皮の皮脂汚れがきちんと落ちていないことにあります。汚れがきちんと落ちていないから、臭いも出るし、痒みも出る。だから毎日シャンプーする。毎日シャンプーしていると、毎日洗っているのだからと、ついつい頭皮をしっかり洗わなかったりしていませんか?頭皮をキレイに洗わないと、頭皮に皮脂がどんどん残ってしまいます。皮脂が残れば臭いがする。だから毎日シャンプーをする。そんな悪循環を繰り返してはいませんか?こんな時にお勧めは、石鹸シャンプーです。

日本人の髪には石鹸シャンプーがお勧めです。

洗い方にもコツがあります。石鹸シャンプーで洗うとキシムし、ゴワゴワになると言われることがあります。慣れるまでに少し時間はかかりますが、洗い方でも随分と変わります。まずは予洗いが必要です。ぬるま湯で髪全体、頭皮もしっかり洗ってください。その後に石鹸シャンプーを1カ所ではなく、頭全体にたっぷりとつけてください。この時に1度で全部つけるのではなく、少しずつずらしながら、満遍なくつけます。少しお湯をつけたりしながら、全体に馴染ませ、地肌を洗うことを意識して泡だててください。石鹸シャンプーを使い始めた時には、泡立ちが悪く感じると思いますが、その時は思い切って多めに使ってください。泡が立ち始めたら、しっかり頭皮をマッサージしながら、泡で洗ってください。髪の汚れは地肌の汚れがほとんどです。髪の先はほとんど汚れてはいませんし、先の予洗いで十分に落ちています。ですから、洗髪と言われはしますが、実は洗頭皮なのです。キシミを感じたとしたら、まだまだ泡不足かもしれません。盛大な泡が必須条件です。使い慣れていくと、段々とシャンプーの量は減っていきます。少量でも泡立ちが良くなります。洗った後は、頭皮から流してください。十分にすすいだら、開いたキューティクルを閉じてあげる為に、石鹸シャンプー専用のコンディショナーを使います。アルカリ性で開いたキューティクルは酸性のものに触れると一瞬で閉じる性質があります。キューティクルを閉じることで、サラサラの髪になります。

髪の長い人は目の粗いブラシで、髪の先から1センチくらいずつとかし、徐々に頭皮に近づいてください。最初に頭皮からとこうとすると髪がもつれます。最初は毛先からが鉄則です。乾燥が気になる方は、ハチミツやオイルを少し毛先につけてあげると保湿効果が良くなります。

石鹸シャンプーが使い辛いと言われる事があります。シリコン入りのシャンプーは、シリコンでコーティングされるので、一見ツヤツヤに見えます。また洗っている時も指通りが良く、髪を痛めていない気になってしまいます。シリコンが髪に残っていると、最初はツヤツヤでも、段々とゴワゴワに硬くなって行きます。そのシリコンが次の洗髪によって、キューティクルを剥がして洗い流されます。それでかえって、細くなったり、切れやすくなったりしてしまうのです。

合成洗剤系のシャンプーを使っていた人が石鹸シャンプーに変えると、それまで使用していた合成洗剤が残留しているために中々泡立たなかったり、シャンプーの使用量が増えたりします。でも、残留した合成洗剤がなくなると、自然にシャンプーの使用量は減りますし、洗い上がりもサラサラしてきます。

コロナは色々なことを私たちに教えてくれました。たった1ヶ月人の動きが止まったことで、経済が回らなくなること。しかし、日本人の良さもその何倍も凄いと言うことも知りました。日本人がいかにキレイ好きかと言うこと。また、日本人がいかにルールを守るかと言うこと。まさしく、日本人の「凜とした」姿です。私たちは、皆でコロナと闘い、コロナに勝つでしょう。私は、そんな「凜とした」日本人が大好きで、日本に生まれたことに感謝します。

それでは、また次回、お待ちしています。

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