LEDライト

こんにちは、凜としての入部です。今週末はハロウインですね。今年はコロナのせいか、盛り上がりに欠けているように思いますが、仕方ありませんね。ご自宅で、ちょっと盛り上がってみるのも良いかもですね。

今回はとても身近になっている『LEDライト』についてお話しします。LEDライトが市場に出てきたのは2010年頃からです。当初は明るさの基準もなく、大変高額でしたので、なかなか一般には普及しませんでした。しかし、技術革新が進み蛍光灯に変わらない程の照度が得られるようになり、需要が進みコストダウンも急激に進みました。また、東日本大震災による電力需要の対応として一気にLED化が進みました。

しかし、毎回お伝えしていますが、便利なものには必ずと言っていいほどマイナスなおまけがついてきます。LEDライトは「明るくて、長持ちして、電気代も節約できる」利点のみがもてはやされ、あっと言う間にライトの主流になりました。今では白熱球を生産しているメーカーは殆どありません。大手メーカーは全て生産中止になりました。蛍光灯はまだ生産はされていますが、かなり減っています。もてはやされているLEDライトですが、「人体や自然界に及ぼす影響も話題になっています。

少し前の記事ですが

LEDライトによる「光害」の発生が地球規模で懸念される

 自動車のヘッドライトや外灯、スマートフォンのカメラに備えられたフラッシュなど、LEDを使った照明器具は身近なところに多く使われるようになりました。小型でありながら明るく、しかも消費電力は低く長寿命という照明器具としては非常に優れた性能を備えているLED照明ですが、ここ近年で爆発的に世界に広まったことで環境に与える影響が懸念され始めています。
2017年11月24日:Gigazine) 

LEDは目に不快なくらいまぶしいと感じませんか?これはパソコンのモニターでも問題視されているブルーライトを多く含んでいるためだそうです。大きな問題は2つ

①白色LEDはブルーライトを多く含んでいる。

②サーカディアンリズムへの影響 白色LEDはトンネルの照明としても有名なナトリウムランプよりも、夜間のメラトニン量を5倍も抑えてしまう。メラトニンの抑制はサーカディアンリズムの崩れにつながり、睡眠障害に発展する恐れがある。LED街灯の眩しすぎる光が野生動物に悪影響を与えてしまう可能性も示唆されている。

毎回のお話ですが、今更LEDを使わない生活には戻れません。ですから、使い方を考え、リスク管理をしながら、使用する場所を考えてチョイスしてもらえればと思います。

私は、リビングや寝室は蛍光灯にしています。キッチンや玄関はLEDにしています。上手に使い分けることをお勧めします。それでは、次回もよろしくお願いします。

サーカディアンリズムとは

人はある時間になると自然と眠くなり、ある時間になると自然と目が覚めます。また一定の間隔で空腹感を感じ、一定の周期で月経がやってきます。このように人が生まれながらにしてもっている身体リズムは「体内時計」と呼ばれています。そのなかで24時間周期のものは「サーカディアンリズム」、日本語で「概日リズム」と呼ばれます。「サーカ」「ディアン」はともにラテン語で、前者が「おおよそ」、後者が「1日」を意味し、「おおよそ1日のリズム」のことを指します。

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