令和2年から3年へ

明けまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、令和3年、最初のブログのテーマは・・・令和2年を振り返りながらの令和3年の流れに乗る!

令和2年2月からコロナの波がやってきました。最初はクルーズ船内の感染で、どこか対岸の火事でした。ところが、3月になると、国内にもどんどんと感染者が!

時を同じく、S N Sでデマが流れ、トイレットペーパーの買い占めと言う、異常購買行動が起こりました。学校が休みになり、ホットケーキの粉、小麦粉、パスタなどが前年比200%を超える売り上げになりました。マスクは10倍の価格に跳ね上がり、体温計は姿を消しました。コロナ渦での3種の神器は、マスク、消毒剤、体温計(非接触型)と言われました。他には、自宅で過ごす時間が増えたことで、お掃除用品、園芸用品が大きく伸びました。確かに昨年末の掃除は、例年に比べると楽でした。普段から掃除をしていると、年末の掃除って、こんなに楽なのだと痛感させられました。

減少率のトップは、鎮痛剤(酔い止め薬)で、自粛活動で、遠出をしなくなったことが原因です。2位は口紅。3位は日焼け止めと続きます。外出が減ったことと、マスクをつけて行動することで極端に使用頻度が減ったためだと考えられます。それとプラスして、海外からの旅行客が無くなり、インバウンド消費が無くなったのも大きな要因でしょう。大手化粧品メーカーは、かなりの落ち込みの数字を発表しています。医薬品では、総合感冒薬、コンタクト用剤、眠気防止剤がダウンしています。コロナ予防で風邪やインフルエンザの予防もしているし、外出が減ることでコンタクトの使用頻度が減ったこと、自粛政策で遠出が減ったことが原因です。化粧品は軒並みダウンしたものの、昨年より売れたものもあります。眉や目の周りの化粧品、洗顔やマッサージクリーム、美容液、栄養クリームなどが昨年よりも増えています。マスクで隠れない場所のメークは念入りにすること、時間ができた事によって、普段のお手入れに時間をかけたり、エステなどに行かずに自宅でのケアに切り替えたことが原因ですね。振り返ってみると、私たちは、時の変化に対して何と上手に変化できるのかと、感心してしまいます。こうやって昔から私たち日本人は、幾度もの大地震や飢饉、疫病(感染症)を乗り越えてきたのです。

東大寺の大仏制作が開始されたのは西暦745年。この頃の日本は天然痘が猛威を奮っていました。当時の人口の25%〜35%(100〜150万人)の人が亡くなったと言われます。聖武天皇による大仏建立は、こうした社会不安を取り除き、国を安定させたいという願いが背景にあったと言われています。現代だと、約1億2500万人ですから3750万人もの人が亡くなったことになります。(現在 3700人の方がコロナでお亡くなりになりました ご冥福をお祈りします)

目に見えない感染症への恐怖は日本だけではなかったようです。海外でもマラリア、コレラ、チフス、天然痘で死亡する人は多く、黒死病と呼ばれたペストに至っては、14世紀のヨーロッパ人口の3分の1を死に至らしめたと言われています。感染病の原因が判明していなかった時代は、神の怒りや魔女の仕業となどと言われてきました。現代では、化学が発達し、原因や感染経路がわかっているものが増え、対策を行うことができるようになりました。しかし、コロナのように新型の感染病が発生すると、現代でも犯人探しが起きてしまいます。感染病は、誰しもが感染源になり得るという謙虚な姿勢を持ち、善悪ではなく、皆が協力して封じ込むという気持ちが必要なのではと思います。テレビでは、勝った負けたと言っていますが、コロナに感染した人が敗者で感染しなかった人が勝者ではないと思います。今年も昨年に劣らぬ大変な年になると思います。この混沌の中で、皆さんと一緒にしっかりと前に進みたいと思います。コロナを封じ込めるまで、凜として商品をご購入いただき、レビューで医療従事者の方々への応援メーセージを書き込んでいただいた方には、500ポイントプレゼントさせていただきます。

最後になりますが、医療従事者の皆様、毎日毎日ありがとうございます。皆様への感謝をひと時も忘れず、私たちができる事を精一杯がんばります。新型コロナウイルスの終息を願っております。

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