家族アップデート

こんにちは、凜としての入部です。

相変わらず、富山は雪が降っています。もうそろそろ、いらないかな?!笑

女性の一生をライフステージで分けると、思春期・性成熟期・更年期・老年期の4つになります。個人差はあるのですが、50歳前後で閉経を迎えます。この前後10年くらい(45歳〜55歳頃)を更年期と呼びます。

年齢を重ねるごとに卵巣の機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分布が急激に減少することで、ホルモンバランスが崩れ、心身に色々な不調があらわれます。もちろん個人差はありますが、更年期の症状はエストロゲンの減少だけでなく、心理的な原因、仕事や家庭環境なども複雑に関与します。全身のあらゆる箇所にあらわれてきますので、本人でさえ、気付かないことも多いですし、パートナーの方にはもっと気付きにくいかもしれません。

日本人によく見られる代表的な症状についてお話しします。

まずは、肩こりや疲れやすさが多く報告されています。

下の図で、更年期症状特有ののぼせ、発汗などといった症状も25%以上の女性にみられます。

更年期障害の発現には、加齢やエストロゲンの欠乏といった身体的ストレスに加えて、性格などから由来する心理因子、仕事や家族関係などに起因する社会的因子が重なって関与します。更年期障害は一種のストレス性疾患とも言われています。仕事をする女性が増えましたが、この症状は、なかなか職場では理解してもらえないかもしれません。辛いですね!!

女性ホルモンの急激な減少の影響により、さまざまな不快症状が現れます。また、エネルギー、脂質、骨の代謝も変化し、栄養が過剰、欠乏状態になりやすく、心身の健康バランスを崩しやすくなります。食事もこれを食べれば、改善するなんて、魔法のような食事はなく、やはり「バランスの良い食事」を心がけるしかありません。ただ、大豆パワーは女性の味方と言われています。是非是非、大豆イソフラボンを意識してください。

更年期障害は、ちょっと前までは、パートナーである男性からの理解は遠いものだったのでしょうが、現代では、パートナーや家族と、共有する時代なのだと思います。家族内での少しの心遣いが、とても大切だと感じます。

日頃からパートナーの心身の不調を気にかけながら、受診を勧める。更年期障害を「なまくら病」なんて言わないで!!家族の意識のアップデートは、自動更新できませんよ^^

日日是好日

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