石けんシャンプーはお肌の味方!!髪の敵???

こんにちは 「凜として」の入部由美です。

たくさんの種類のシャンプーが販売されていますが、「凜として」では、石けんを主剤としています。

なぜ、石けんなのか!!石けんシャンプーについて、お話します。

石けんシャンプーは、最も原始的かつシンプルなシャンプーです。高級アルコール系は肌荒れを起こすし、アミノ酸系はアレルギーが……といった場合の選択肢として挙げられます。石けん系と言いつつ、高級アルコール系洗浄剤満載のものも少なくないので、成分欄を見て、「全成分:水、カリ石けん素地」と言うところに、注目してください。

基本的に髪はあまり汚れていません。皮脂で汚れているのは頭皮なのです。ですから、頭皮をよく洗うことが、健康な髪を育てるポイントなのです。 また、合成界面活性剤を主体としたほぼ化学合成品100%の一般的な液体シャンプーに対して石けんシャンプーで髪と頭皮を洗うということは、化学肥料や農薬をやめて畑(頭皮)や土の元気を取り戻し、有機栽培で元気な植物(髪)を育てることに似ています。有機栽培で育てられた植物は、害虫にも病気にも負けない,強くて栄養豊富な植物となります。

もともと、「石けん」だけが洗浄剤であった時代が数百年続いてきました。しかし、戦後、石油を原料とした合成界面活性剤が発明され、それまで洗浄剤として100%市場シェアであった「石けん」と、新発明された「合成界面活性剤を主体とした洗浄剤」の 市場シェアが入れ替わって、アメリカでは60年、日本では50年と言われております。「石けんシャンプー」が、「合成界面活性剤を主体とした液体シャンプー」に移行していったのもほぼ同様です。

以下の写真は、実際の私の頭皮です!

「凜として」 使用前【左】と、使用3か月後【右】です

長い間、男性主体であったヘアウイッグの宣伝が最近急に50~60歳代の女性を対象としたものに変わってきていることにお気づきでしょうか?髪は女性ホルモンがつかさどっているので、女性にはあまり必要でなかったはずなのですが、50年前頃からそれまでの石けんシャンプーから合成界面活性剤を主体とした液体シャンプーに変化し、子供のころから使い続けたことと関連は無いのでしょうか?それ以上のご高齢の女性の方々はご高齢にもかかわらず、髪がふさふさしている方が多いようにも感じます。

また、美容室でシャンプーばかりをやっている若い方の手が荒れていることが多いことにお気づきでしょうか? 一日に髪を10回洗うと頭皮もそうなるのではないでしょうか?

石けんシャンプーも、万能選手ではありません。欠点だってもちろんあります。洗浄力は高く、泡切れも良く、皮膚へのダメージは少ない半面、アルカリ性でキューティクルが逆立った状態になるため、酸性の液体でキューティクルを閉じてあげなければ髪を傷めてしまいます。そこが1番、嫌がられる理由ではないでしょうか?でも、大丈夫!専用の酸性リンスを使ってください。しっかりキューティクルは閉じてくれます。コーティング剤ではないので、つやつやにはなりませんが、次第に健康な髪が、天使の輪をつくってくれます♪ 切れちゃった!買い忘れた!って時には、酢を桶に数滴垂らしたものや、クエン酸をひとつまみ入れて溶かしたものですすぐことで、代用にもなります。

数年前に日経新聞で読んだのですが、髪を洗うというと、髪の汚れを落とすためにゴシゴシもみ洗いするイメージがある。しかしそれは勘違い。髪や頭皮に詳しい、かくた皮膚科クリニック(東京都世田谷区)院長の角田美英さんは「こすり洗いは抜け毛や切れ毛の原因になる」と注意を促す。髪の毛の表面はキューティクルという硬いうろこ状の層で守られている。キューティクルは摩擦に弱く、乱暴に扱うとめくれたりはがれたりする。またぬれると開き、髪は無防備な状態になる。できるだけやさしく洗うことがシャンプーのポイントだ。「シャンプーの目的はむしろ頭皮のケアにある」と角田さんは強調する。髪の健康や美しさには敏感でも、頭皮の健康状態には無頓着な人が多い。「毛髪が作物なら頭皮は畑。美しい髪、元気な髪を維持するには若い頃からの頭皮ケアが欠かせない」(角田さん)

って、記事でした。ちょっと長くなってすみませんでした。次回は、オイルの話はいかがでしょうか?「凜として」では、オイル選びもそれぞれしっかりとした理由があります。

お時間がありましたら、是非お待ちしております。

 

 

 

 

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