温泉に行ってきました

こんにちは、凜としての入部です。いつも「凜として」をご愛用いただき、ありがとうございます。全国旅行支援の真っ最中ですが、皆様はご利用になりましたか？私は先週末、割引を使用して石川県の加賀温泉に行ってきました。石川県の加賀温泉は、細かく分けると、山代温泉、山中温泉、粟津温泉、片山津温泉の４つからなっています。私は、粟津温泉に行ってきました。ずわい蟹の季節で、しっかり温泉に入った後は、美味しい蟹をいただきました。

温泉には、酸性の温泉とアルカリ性の温泉があります。肌に与える効果と違いについご存じでしょうか？

アルカリ性の温泉は細胞の活性化、新陳代謝を活発にし、血液や体液をキレイにする作用があると言われています。皮膚を溶かし、角質層を軟化させます。その為、肌が滑滑になり美肌効果が見られ、美人の湯、美肌の湯と呼ばれたりします。

一方酸性の温泉は、殺菌力があるため、皮膚病に良いといわれ、古い肌を剥がし新しい肌に刺激を与えて自然治癒力を高める効果もあり、水虫や湿疹、アトピーなどの慢性皮膚病に効果があると言われています。さらにピーリング効果があることでも知られています。しかし、肌には刺激が強いので注意が必要です。また引用には胃を壊す恐れもありむきません。

酸性温泉はい一般的には火山性の温泉で硫黄分が多く含まれ、日本の山岳地域火山地帯の温泉は古くから多くに存在し、広く親しまれております。那須温泉、草津温泉、箱根温泉、別府温泉、蔵王温泉、玉川温泉等。

湧出量も豊富で、中には濁り湯の温泉もあり、一般的には温泉のイメージは火山性の温泉かと思います。酸性温泉も代謝機能を促し、温泉の持つ効果はあります。どちらを好むかは人それぞれになりますが、古くからは温泉通の方は、酸性の温泉に入った後の仕上がりの湯は、アルカリ性の温泉で仕上げと言うようです。

粟津温泉は、アルカリ性単純温泉です。1300年前、養老２年（718年）奉澄大師によって発見されたと伝えられています。大自然の神々の魂の交流をはかる那谷寺の「自然智」の教えが脈々と培われた趣深い温泉！と説明にありました。

自然智（じねんち）とは、小さな草庵や岩屋の中で、自然より得られる生まれながらの智恵を求める行です。自然とは「自ずから然る」。神も仏も宇宙の法則に帰す、「自然こそ神仏」の教えです。

前のブログで紹介したことがありますが、石川県の白山信仰のお寺です。

清らかである白き神々あの座「しらやま」に魂がのぼり、地上に回帰する。加賀には古くから白山信仰が根付き、自然の神を崇めてきました。自然そのものが生きとし生けるものにつながり、その中で人は生かされて、ここに在るのです。戦国・安土桃山時代に那谷寺は火災にあったため、衰退してしまいました。その後江戸時代に前田利常が復興しました。

そんな歴史を感じながら、温泉に！アルカリ性のお湯はトロトロ、ヌルヌルするような肌触りが特徴です。クレンジング効果で、皮脂の汚れや油分を落としてくれます。

「凜として」シリーズのシャンプー・ボディソープ、クレンジングもアルカリ性です。温泉効果と一緒とまでは言えませんが、お肌にはとても良い効果を与えることができます。

日日是・・・温泉