冬バテ

こんにちは、凜としての入部です。いつも「凜としてシリーズ」をご愛用いただき、ありがとうございます。今年、最後のブログになりました。皆様にとって、今年はどんな1年だったでしょうか?どんな形にせよ、こうして年の瀬を迎え、新しい年が目前になりました。ありがたいことだと感じます。

夏バテがあるように「冬バテ」があるのはご存知ですか?これからの寒い季節「冬バテ」が起きやすくなります。寒さによる体調不良を「冬バテ」と言います。

寒さが「天敵」です。冬になると疲れやすくなったり、気分が沈みがちになったりする。そう感じたら、それこそが「冬バテ」です。寒さは体調不良の大きな原因になります。寒くなると人はより熱を逃さないようにするため、全身の血管が収縮します。すると血液によって運ばれるべき酸素や栄養分が十分に届かなくなったり、老廃物の回収が遅くなったりするので、それが『疲れ』につながります。また、寒いと私たちの体はガタガタと震えたりします。これは筋肉を動かして熱を作っているんですよ!この行動を続けると筋肉は疲労しますから、疲れの原因になってしまいます。それと、冬は暖房によって、うちと外の温度差が激しくなってしまいます。私たち人間は、自律神経の働きで、体温調節、血管の太さ、心拍数などを自動的に調節しています。暖かくなったり寒くなったりを繰り返していると、その状況に合わせようと、体に大きな負担がかかります。それこそが、冬バテの原因の1つです。

また、冬の日照時間が短くなることも、冬バテに関係します。冬は夏に比べて日照時間が短くなります。特に日本海側は晴れの日が少ないのです。富山もです!すると日光を浴びることで脳内に分泌されるセロトニンという神経伝達物質が作られにくくなります。セロトニンは精神を安定させる働きをして、前向きで幸せな気持ちになりやすくしてくれます。ですから、冬は精神的に落ち込みやすいのです。年末年始の忙しさも拍車をかけてしまいます。

忘年会や新年会が復活!イベント好きな人なら、待ってました!と、元気をもらえていいのですが、苦手な人にとっては神経がピリピリして気が休まらず、自律神経のバランスが崩れてしまいます。そうなると疲れてストレスも溜まっていきます。今年はコロナ禍で、イベントが少なかった年に比べて冬バテに注意しなければいけませんね。

冬バテ防止

寒暖差をつけないように工夫して、自律神経を整えることが重要です。外出の際は、マフラーや手袋で防寒対策をしてください。

自宅にいても、お風呂場やトイレが冷えていると移動で温度差が生じてしまいます。入浴前にお風呂場をシャワーで温めたり、トイレや脱衣場にヒーターを設置するなど、暖房のある部屋との温度差を減らすことを心がけてください。

朝目が覚めたら、しっかりと日光を浴びることも冬場て対策の1つです。「日光を体で感じて、体内を活動モードへと切り替えましょう。日光はセロトニンの分泌をうながすほか、免疫力の維持に欠かせないビタミンD

を生成したり、約16時間後にメラトニンという快眠につながる『睡眠ホルモン』を分泌するスイッチが入ると言われています。

50代女性なら、バリバリと働いている方や、配偶者やお子さん、早い方ならお孫さんまでいらっしゃいます。付き合いが多岐に渡るので、お誘いも多いと思います。ただ、全てのお誘いを受けていては、疲れてしまいます。時には断る勇気も必要です。

インフルエンザ、ノロウイルス、新型コロナなどのアクシデントがあると、一気に体調が悪くなります。

年末年始、ゆくりと過ごしてみませんか?

来年もよろしくお願いいたします。

日日是好日

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