腸活 実践編

こんにちは、凜としての入部です。

前回は腸活の必要性についてお話ししました。今回は実践編です。

食事編

食事は善玉菌を直接摂取することができるので、腸活において最も重要です。菌の種類や特徴に適した方法で摂取すると高い効果を実感できます。

・乳酸菌・・・味噌、キムチ、チーズ、ヨーグルト、乳酸菌飲料

  糖から乳酸を作って悪玉菌の増殖を抑えます

・ビフィズス菌・・・ヨーグルト

  病原菌の感染や腐敗物を生成する菌の増殖を抑えます

・納豆菌・・・納豆

  悪玉菌を抑制して善玉菌を活性化させます

・麹菌・・・甘酒、麹

  消化酵素を生産し消化を助けます

  腸内の善玉菌を活発にします

腸内フローラのバランスを乱す食べ物の摂取を控えましょう

・動物性タンパク質や脂質を多く含む食べ物

・食品添加物が多く含まれる加工食品

・アルコール

とくにファストフードやインスタント食品には、保存料や乳化剤などの食品添加物が大量に使われています。このような食品を食べると、悪玉菌の餌となる動物性タンパク質や脂質を多く摂取してしまうので注意が必要です。

運動編

腸の動きには自律神経が関わっています。自律神経とは体の機能をコントロールする神経のことで、体と心を活動的にする交感神経と、リラックスさせる副交感神経がバランスをとりながら体を支えています。腸の動きは、副交感神経が優位な時に活発になります。交感神経は、集中している時やストレスを感じている時に優位になるので、適度な運動を取り入れて自律神経のバランスを整えるようにしましょう。ちなみに、ハードな運動はストレスを感じて副交感神経が抑制されて今宇野で、ウォーキングやストレッチなどの、軽めの運動が効果的です。

『睡眠編』

腸の働きを活発にする副交感神経はリラックスしている時や睡眠時に優位になります。そのために腸内環境を改善するためには、良質な睡眠が欠かせません。副交感神経は、午前0時頃に最も高まると言われています。そのため、腸の活動を促すには、午前0時までには就寝するのが理想です。また、夜間に強い光を浴びると体内時計が乱れてしまい、自律神経の乱れにつながります。就寝前にはスマホやパソコンなどは使わないようにしましょう。

お酒には一時的な入眠作用があるため、寝つきが悪い時に寝酒を飲む人も多いかもしれません。しかし、アルコールの入眠作用は3時間程度です。また、睡眠の質は著しく低下してしまいます。また、ニコチンやコーヒー・緑茶に含まれるカフェインも控えましょう。

起きたら、コップ1杯の白湯を飲んで、腸に刺激を与えましょう。白湯を飲むことで、消化管が刺激され活動のスイッチを入れることができます。腸内が水分不足になると悪玉菌が増えて、腸内環境が悪化したり、自律神経が乱れて腸の運動が弱まったりする恐れがあるので、水分補給はこまめにすることが大切です。

日日是腸活

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