凜とした人

こんにちは、凜としての入部です。いつも「凜として」をご利用いただき、ありがとうございます。今回は、100回目です。結構、頑張って続いています!

皆さんの「凜とした人」のイメージってどんな感じでしょうか?

広辞苑を繰ってみました。(私のは第三版1982年のもので現在は第七版2018年です)

りん-と【凜と】《副》①寒気の厳しいさま。②容貌・態度・声などのりりしい様。きりっとひきしまって威厳のあるさま。③きちんと。精確に。(精確:精密で確かなこと)

凜としてでは、『媚びることなく、美しく、自分を生きる女性たち。』をテーマにさまざまな分野で活躍している、日本を代表する女性たちを紹介しています。

書家の紫舟さん オリンピックメダリストの有森裕子さん 直木賞作家の角田光代さん 俳優の片桐はいりさん 4方ともとても素晴らしい女性で、撮影やインタビューに立ち会わせていただいたのですが、オーラがあって、存在感があって、私自身とても素敵な時間をいただきました。文章にできたのはその一部で、たくさんの気付きや、感動をいただきました。

全く違う分野で活躍されているのですが、共通するものを感じました。自分自身にコアがあって、「ブレ」ることを許さない。意図的なのか自然になのか、意思と言うより、存在すらが「ブレ」ていないという感じ。他人軸で生きていなくて、自分軸で生きてる。凜とした女性たちです。とにかく、読んでいただきたいです。

ついつい周囲の人からよく思われたくて、媚を売ったり、迎合したり。時に羨んだり、妬んだり、僻んだり、人のせいにしたり、言い訳したり。挙げればキリが無い「自我」を自分の中に見つけてしまいます。そんな時は、危ない危ない!と、自分に言い聞かせて、大好きな「樹木希林」さんの名言集を読むようにしています。私の「凜とした人」No1は、樹木希林さんです。いくつか好きな言葉を抜粋します。

・おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい

・かっこいいと思う物しか周りに置かない

・「人は死ぬ」と実感できれば、しっかり生きられる

・あのね、年をとるっていうのは本当に面白いもの。年をとるっていうのは絶対に面白い現象がいっぱいあるのよ。だから、若い時には当たり前にできていたものが、できなくなること、1つずつを面白がってほしいのよ。

・欲と雪は積もるほど、道を忘れるっていうじゃない

・欲や執着があると、それが弱みになって、人がつけこみやすくなる

・言葉ってものは、傷つけもするし、幸せにもする単純な文法です

・だいたい他人様から良く思われても、他人様はなんにもしてくれないし 笑

・迷ったら、自分にとって楽なほうに、道を変えればいいんじゃないかしら

・仕事する為に人間やってるわけじゃない

・私の話で救われる人がいるって?それは依存症というものよ、あなた。自分で考えてよ。

などなど、何冊も出版されていますので、「凜とした人」を読まれてから!オススメします。

競争社会の中にいて、人と比べるなと言うのは、難しいことです。お受験、就職、出世、持家率ランキング、幸せな町ランキング、最近ではワクチンの接種率を県単位で競わせるような報道。上位の人は気分が良いかもしれないけれど、下位の人はどんな気持ちなんだろう。本当にそのランキングって必要なのかな?会社での出来事、家庭内のちっちゃなやりとり。ちょっと心が疲れたよ!って、サインが届いたら、読んでみてください。心が軽くなります。

私の好きな「日日是好日」も樹木希林さんの映画で知りました。樹木さんの遺作です。茶道のお話で、お茶室の掛け軸にあったのですが、映画のタイトルでもあります。表面的な意味は、「毎日毎日が素晴らしい」という意味です。そこから色々と解釈があるのですが、毎日がよくなるように努めるべき!さらに日々について良し悪しを考えるのではなく、常に今この時が大切!あるがままを良しとして受け入れる!深いなぁ〜

ありのままの自分を受け入れてあげることは、大切なことです。ありのままの自分、ありのままの家族、ありのままの同僚や上司を受け入れることで、違った風景が見えてくるかも。

日日是好日

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